最近は、照明機器などの機器で100V、200Vどちらでも使える電圧フリーの物が多くなっています。
また100V機器でもバリスタによって200V印加した場合でも保護される機器もあります。
このような物を使えば、200Vを印加する事故はなくなるのではないかという人もいます。
しかし、全ての機器がそのようになっているわけではありません。
むしろ電圧フリーの機器に慣れて、そのような事故は起きないと思い込んで工事を行うことの方が危険です。
最近の機器であるはずのLED照明の200V印加による故障の報告もされています。
100V機器に200V印加を行う事故を減らすため、その様な機器側での対応も重要ですが、工事する側は機器を過信することなく、そう出会い場合も想定して、仕様の確認、電圧の測定などの基本を怠らないことが重要です。