太陽光発電やリチウムイオン蓄電池は直流電源(DC)です。
また、電気自動車も直流電源です。
交流から直流へ変換するロスを防ぐため、直流のまま配電する機器も出始めています。
直流の場合、交流とは異なる性質があります。
交流は周期的に0Vの電位があるため、遮断がしやすいようですが、直流には0Vがありません。
そのため、交流用のブレーカーなどで遮断しようとすると、アークで電路が解放されず、火災などが発生します。
直流専用のものを使う必要性があります。
さらに最近では、太陽光発電のケーブルなどDC1000V対応の製品も出てきています。
それらを計測する際、従来は高圧として扱われる750V以上の電圧いなる可能性がありますので、十分注意する必要があります。